交通事故や病気、労働災害、加齢、生まれつきなどの理由で心身に障害を持つ患者さんに対し、日常生活動作訓練や指導を行って社会復帰を援助します。物理的療法によって身体の基本動作の回復を目指す理学療法とは異なり、手芸や木工、陶芸、造園、絵画といった作業を通じて、応用動作能力・社会適応能力の回復を引き出すのが作業療法士の特徴です。総合病院などでのリハビリテーション室や、身体障害者更正施設、老人福祉施設など、幅広い分野で需要が高い資格ですが、まだまだ人手不足なのが現状です。


将来の魅力は?
現在約1万2千人いる作業療法士に対し、実際に必要な人数は3〜4万人と言われ、大変不足しているのが現状です。今後は患者さんの生活環境に合わせ、在宅介護支援センターなどの在宅医療や福祉施設、高齢者施設での活躍の場が増えていくことでしょう。

求められる適性は?
まず手作業や手仕事が好きなことが前提条件でしょう。さらに患者さんの状況に合わせ創意工夫を凝らした治療を行えるよう、観察力や創造性が豊かな人、患者さんのペースに合わせられる根気と優しさも大切でしょう。