精神障害者への相談・助言・指導をしたり、日常生活に適応するために必要な訓練などを行い、スムーズな社会復帰を支援するのが精神保健福祉士の仕事です。複雑になった現代の社会では、職場や学校、家庭など、あらゆる場所でストレスを受けることが多く、子供からお年寄りに至るまで、様々な心の問題を抱えているといわれています。そんな崩れてしまった心のバランスを適切に援助できる精神ケアの専門家は、医療の現場だけでなく、障害者施設や老人福祉施設など、あらゆる分野で求められています。


将来の魅力は?
現在、精神病院の入院患者のうち、病状が回復しているのに、社会側の受け入れ体制が充分でなく、退院できない患者さんは10万人にものぼると言われています。こうした人に対して精神面と生活面の両面から支える精神保健福祉士の役割は重要となっています。活躍する場も医療、福祉施設、精神障害者の社会復帰施設と多岐にわたってくるでしょう。

求められる適性は?
まず相手の立場をよく理解し、とことんつきあってあげる根気のある人が良いでしょう。もちろん思いやりや優しい気持ちは不可欠ですが、患者さんに信頼され、さらに、患者さんの家族にとっても支えになれるような人がいいでしょう。